関西屈指の観光地、白浜町にもかつて遊郭があった痕跡があります。
場所は白良浜からほど近い浜銀座(ハマギンザ)街道からすぐの場所。
浜銀座に数多くあるスナックも遊郭の名残なのではないでしょうか。
かつてはたくさんあった建物も現在はほとんど残っていません。
その中でも、当時の面影を色濃く残す九十九荘。
すぐに目に付くのが2つの飾り窓。
2階もかなり凝った造りです。
現在も旅館として営業しています、いやぁ泊まってみたいなぁ。
豆タイルの玄関。
ちょっと覗かせてもらいました。
中にも飾り窓が。
九十九荘隣の路地奥にも廃墟になった建物。
おそらく当時の遺構でしょうね。
右側の駐車場にも妓楼があったそうです。
浜銀座のあたり、ちょっと裏手に入るとスナックやクラブがいっぱいあります。
遺構も数軒残ってるようなんですが、訪問したのが盆休みで車を停めれなかったため散策しきれず。
ゲストハウスが散見されますが、転業なのかどうかはわかりません。
南紀白浜にあった遊郭。
すぐにそれとわかる遺構は少ないですが今も昔も変わらず西日本屈指の観光地であることを考えると規模の小さいものではなかったようにも思います。
もちろん全国遊廓案内には載ってません。
情報の少ない遊郭跡地のほうが散策し甲斐があるんですがね、また機会があれば改めて訪問したいと思います。
訪問日2017.08.12