2020年の年明けは急遽思い立ってはるばる沖縄は那覇へ。
とは言っても筆者は現在沖縄離島暮らしなのでちょっとした買い物でも沖縄本島へ行くことになるのです。
沖縄にもかつては赤線地帯が存在し、こちらでは「社交街」と呼ばれます。
沖縄に数ある社交街の中でも桜坂社交街は那覇の中心部にあった最大の赤線地帯だったようです。
現在では那覇市内の夜の街といえば松山、久茂地や辻といったところなんですが、かつては桜坂界隈が賑わっていたようですね。
桜坂社交街は平和通り商店街から桜坂通りを東に、ハイアットリージェンシー、桜坂劇場を抜けたその先。
すこし広い道路を渡った辺りが桜坂社交街、かつての赤線地帯だった場所。
ほとんど取り壊されて駐車場になってるんですが、かろうじて遺っている建物も。
ライブハウスもあったりして完全に廃れてしまったというわけでもなさそうです。
なかなか妖しい素敵な路地。
雀荘にゲームセンターかなにかでしょうか、寂れ具合が良い感じ。
裏側には社交街のゲートが架けられてるんですが、なんか素っ気ない感じですね・・
往時はもっと派手だったんでしょうか。
桜坂社交街の裏ゲートからすぐ、竜宮通り社交街。
このような社交街がいくつも存在してひとつの巨大歓楽街を形成していたんでしょう、周辺には他にも社交街があったと聞きます。
これぞ赤線跡といわんばかりの渋い看板も。
この竜宮通り社交街は閉店したスナックの跡地に新しい世代の飲食店が出来たりしているんで、けっこう賑わってます。
国際通りに面しているってのも影響してるんでしょうね。
国際通り側のゲート、意味もなくHDR調で。
桜坂社交街から南側にもスナックが散在しています。
艶っぽいゲート発見。
なんとも沖縄らしい町並み。
やりむん通りへ続く道には陶器のかけらが埋め込まれてます。
もう少し時間に余裕があれば広い範囲を歩きたかったんですが、今回はこんなもんで。
実は今回の散策はやちむん通りで買い物してから桜坂社交街へ向かったんですね。
なんで写真を載せる順番が全部逆、社交街も裏ゲート方向から入って行った恰好なもんで違和感があるかもですがご容赦を。
【訪廓日 2020.01.04】