NHK連続テレビ小説「ちりとてちん」の舞台にもなった三丁町遊郭。
場所は現在の住所でいうと小浜飛鳥、小浜香取の辺り。
周辺は伝統的建造物群保存地区に指定されていて当時の街並みがとても綺麗に保存されています。
全国遊廓案内に小濱町遊郭として記載されているのが三丁町遊郭のことと思われますが「若狭第一の都會であり貸座敷45軒、娼妓約130人」と記載があって小浜町の当時の繁栄ぶりが伺えます。
小浜駅前のロータリー。
鯖街道起点の街並みを通り。
小浜公園の南側まで来ると三丁町の史跡があります。
鯖街道起点の地小浜は京都とも所縁があって祇園と同様全国でも数少ない茶屋町として指定されていました。
上の建物の玄関、当時からのものでしょうか。
綺麗ですね~。
看板も趣があります。
元検番と云われている建物、現在は鯖寿司屋さんです。
こちらは料亭。
さすが重要なんちゃら保存地区、保存状態が素晴らしいです。
このタイルと褪せたベンガラ色の柱の相性、最高です。
魔除けの身代わり猿。
三丁町の町全体が美術館のようになってます。
三丁町はさすがNHKドラマの撮影地で伝統的建造物群保存地区だけあって気軽に散策できるので観光がてら訪れてみるのもお勧めです。
個人的には赤線跡のうらぶれた感じが好きなんですが、こんなのはもの好きな人間の考えで・・・。
まあまあ、
なんと今回の訪問では蓬嶋楼(ほうとうろう)という料亭の内部を見学させてもらうことができました。
纏めきれないんで次回に特集したいと思います。
〈訪廓日2016.10.10〉