八重垣遊郭は高松駅から東へ約1キロ、半島のように突き出た埋め立て地にあった遊郭地。
全国遊廓案内によると八重垣遊郭は明治元年頃に創設されたもので、貸座敷は34軒、娼妓180人という規模。
最近入手した「全国女性街ガイド」には記載なし。
八重垣遊郭は現在の住所でいうところの城東町にあります。
現在は特殊浴場が密集している地域に昔の遊郭の痕跡が残ってます。
当日は高松に宿泊し、ホテルから朝の散歩がてらの散策だったので特殊浴場のボーイの目線もにならず思う存分取材することができました。
特殊浴場のの潜入ルポはできませんでしたが・・・
半島に入っていくと東濱恵比須神社の鳥居があります。
今回はこの萬民快楽の文字を見に来たようなもんです。
特殊浴場がズラリと並ぶ街の所々に赤線時代のものと思われる建物が残されてます。
こちらも2階の手摺に透かし彫りが入ってます。
半島の中央くらいにある元妓楼と思しき建物。
今は猫しか住んでなさそう。
角にあるドア、石垣、中庭の意匠、廃屋感。
場所も場所だけに個人的にはかなり見応えのある建物やと思います。
路地に料理屋、今もやってるんかな。
こういう店ってめっちゃ美味そう。
半島の一番奥の方、倉庫街にも突如こんな建物が現れます。
分かりませんが、関係ないことないでしょうね。
八重垣遊郭の遺構はおそらくこれくらいかな。
道中、高松~片原町間の踏切あたりになかなか訝し気な物件を発見。
片原町周辺は赤線地帯だったらしいですが、どうなんでしょう。
毎度毎度あんまり勝手なこと言えませんがね。
今回の四国旅行で廻ったのは丸亀、八重垣、片原町の「パラダイス通り」も入れると3箇所。
うどん屋5軒。
高松をはじめ四国には魅力的な街がいっぱいありますね、近いうちに必ず再訪したいもんです。
訪問日2017.10.08